不動産投資を始めるには、まずは優良物件を探すことからです!
前回は物件探しのコツはお書きしました。
今回は、不動産広告の失敗しない見方として広告の基本のことを取り上げます。
これは、不動産広告を見れば、物件の良し悪しが概ね判断ができる上、ターゲットを絞り込めるメリットがあります。
また、物件を見て回る無駄な時間を削減できますからしっかりマスターしてくださいね。
また、グーグルアースという便利なものもありますから利用しましょう。
不動産広告の見方 現地確認編
ポイント1.物件の所在
不動産広告では、住所の全部が記入されていませんよね、不動産の表示規約で〇〇丁目まで記載していれば問題ないんです。
また、住所の全部を公開すると、いろいろなトラブルがありますからね。
「それじゃ、場所がわからないじゃないか」って言いたいところですよね。でも、安心してください♪
まず、図面の方位を確認してください。基本的に不動産広告は、紙面の上を北側、下を南側に記載します。地図も一緒ですけど。
方位を確認した後は、道路の幅員を確認してください。
また、角地であれば2方向道路です。
例えば、南道路で幅員15mとありましたら、地図を見れば見当がつきますよね。
今の不動産広告は写真をたくさん掲載しているので、あとは見当をつけてストリートビューで確認すれば、物件がわかります。
※敷地延長(間口2m)の物件は除外してください。
場所が確認できましたら、ストリートビューで、周辺の環境、道路の状況や対象物件を良く確認してください。
ある程度、良い悪いが分かるはずです。
また、隣接地との距離や、ごみ置き場、越境物なども要チェック、あとあとトラブルになることもありますからね。
ポイント2.交通の利便
不動産広告にはルールがあって、徒歩の算出基準は、道路距離80mについて1分と表示することになっています。
また、1分未満は切り上げます。では、どこから、どこまで距離を測るのかはわかりませんよね。
広告表示規約では、最寄り駅の出入り口から物件敷地の出入り口までを測ります。
ここで注意してほしいのは、駅の出入り口とは、改札ではなく、地下鉄であれば、A〇番出口の地上のところです。
駅によっては大変ですよね、改札まで数分かかる駅もありますから、また、物件敷地の出入り口とは、マンションでいえばエントランスと思いがちですが、違います。
敷地のところまでです。大型マンションの場合は、エントランスまでかなり距離がある場合がありますから、この辺も地図やグーグルアースで確認してください。
あまり、遠い場合は、不動産広告の距離をうのみにせず、割増しで考えてください。
ポイント3.生活関連施設
賃借人にもよりますが、やっぱり生活施設は、便利な方がいいですよね。
そこで、スーパー、コンビニなどは500m以内にはほしいですよね。
病院、公園、役所、図書館なども要チェックです。ファミリー世帯をターゲットにするのであれは、教育施設も確認してください。
大型スーパーのみに依存しているエリアは、要注意です。スーパーも営利企業です。
売り上げが悪くなれば撤退しますからね。
筆者の自宅そばのお気に入りだったファッションビルも数年で撤退して、パチンコ屋になりました。
ファミリー世帯を対象にしている、不動産投資の場合は入居率に影響するのとともに、賃料にも影響しますからよく確認してください。
以上が不動産投資初心者の知っておきたい、失敗しない不動産広告の見方の現地確認編です。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、筆者が大手不動産会社勤務20年の経験から、不動産投資初心者が失敗しない不動産広告のとっておきの見方と題してお伝えしました!
しっかりマスターしていただきたいと思います。
次回は物件概要編をお届けしますね。